落選のご報告とお詫び

選挙の事・これからの事

既にご存知の通り今回の市議選において全力を尽くしましたが力及ばず残念な結果となりました。

選挙戦を通じて、寄せられた期待の声の数々。政治を、選挙を変えて欲しい。地域や団体のそれではない、新しいやり方に変えていくための試金石として必ず受からなければならないのだ。それを見せてくれと。

落選した瞬間これらは単なる理想論で片付けられる事になりました。だから悔しいという感情は無く、ただそこが申し訳ないと、本当に今の感情のほぼすべてが申し訳無い気持ちで一杯です。応援いただいた皆様、ご期待に添えず大変申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げます。

しかしながら、掲げていた諸々の政見や発想の転換が必要だという理念は、今の鳥取市に必要な事であるという想いはいささかも変わる事がありません。これまでの4年間、たとえ市政の現場にいなくとも、誰かがやっていかなければならないことなのだと活動してきましたし、これからもそれが続きます。議員となってやろうとしていたことを、一市民としてやっていくだけです。

ただ今回は一人ではありません。今回集まってくれた仲間、支えてくれたスタッフは僕の財産です。僕自身が得た皆さんからの声や、伝える事の技術が格段にました事もそうでしょう。これからも付き合ってくれるであろうこの仲間たちと、成すべきを成すために今日からリスタートします。

選挙戦を通じて訴えて来たこと、今までと違う考え方が必要でそれらは市民の声の中にある。いくつか掲げた政策もすべてそこに立脚しています。本来であればそのすべてを成していきたいのですが、まずは一つ一つ取り組んでいきます。

なかでも、今にも何かを作ることが既成事実とされてしまいそうな情勢の市庁舎跡地問題については早急に声を上げていく仕組みを作らなければならないでしょう。市庁舎移転やバードハット、パレット、水道問題も含めて出来てから、決まってからあれこれ言っても何も変わらない。同じ轍を踏まないためにも対応を急がなければなりません。

ただ反対だとか無駄遣いだとか声高に叫ぶような事ではなく、より多くの市民が良かったと実感するにはどうすればよいのか、市民として提案を出せるような実効性のあるグループを作っていきたいと思います。

作らないという選択肢、空き地の可能性、もし共感するところがあるならば、是非仲間になってください。

※Facebookの個人アカウントで2018/11/19 9:08にアップした記事を転載いたしました。