リズムでつなぐ笑顔の輪!ドラムサークルって何?

ドラムサークルとは「太鼓などの打楽器を使った参加型即興音楽」で、文字通り10人から、時には100人が輪になって音楽を作るものです。(囲み記事参照)

ドラムサークルとの出会い

障害をもつ子供たちと音楽を楽しんでいる沖縄音楽グループ「ゆいま~る」で、子供たちと演奏しているといつも気になるのが、我が子が迷惑をかけないかと遠慮がちに見守る保護者の方々。なにか親子で一緒になって楽しめる事ができないかと思いついたのが、昔、主催ライブの打ち上げでつの犬さん(角田健:ジャズドラマー)が始めたリズム遊びがドラムサークルでした。

鳥取でドラムサークル

そのつの犬さんに来ていただき鳥取で初めてのドラムサークルを開催したのは今から7年前の事でした。その後、参加者だったフロイデン音楽教室の森本さんが中心となって定期開催されるようになりました。

広がれ笑顔の輪

本来ドラムサークルは、世代や性別関係なくリズムで気持ちをつなぐコミュニケーションのツールです。鳥取でも、先進地域のように学校や職場、地域でドラムサークルが開かれ、リズムで笑顔が広がっていけばいいなと、打楽器を愛する僕は思うのです。

ドラムサークルって何?

いわゆるドラムはあまり関係なくて、一人が一つづつ打楽器を持って輪になり、真ん中にいるファシリテーターと言われる案内役の助けで、自由に音を出しながらコミュニケーションしていく遊びです。上手く叩こうとか、失敗したら恥ずかしいとか全く気にしなくていいです。ドラムサークルには間違いはありません。その時に出た音、偶然出た変な音も楽しむとても自由な物だからです。

ベースにのっかって

ファシリテーター以外にみんなを案内してくれるのは「音」です。ベースという低い音を叩いているガイド役がサークルの中にいますから、迷った時は真似をしたり乗っかったりしていると自然にみんなと揃って音楽になっていきます。

開け心のドア

音のコミュニケーションを続ける間に、大人も子供のように無心になっていきます。ヨガや座禅と同じようなリラクゼーションが得られるので、音楽療法やセラピーにも使われますし、なにより最高のコミュニケーション体験ができます。

まずはやってみよう!

アーサー・ハルという人が提唱して始めたドラムサークル。今では世界中の学校や会社などで、又地域コミュニティで開催されています。お近くでドラムサークルの案内を見つけたら、是非一度参加してみてください。

アーサーハルDC講習

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