ぽかぽか温泉にバスで行けばサウナでプハーッってできる？

盆前に！

エアコン取り付けやってると、この時期、お客様から「盆までにお願いできますか？」と言われます。なんとか要望に応えたいので、つい「大丈夫ですよ」と請け負ってしまい連日工具もって走りまわる日々。やっとの思いで訪れた休日に温泉浸かって身体を休めようと、日帰り温泉施設のぽかぽか温泉に出かけることにしました。

どうせならプハーってしたい

サウナに入って汗を流したら風呂上がりに生ビールをプハーってしたい！となると車で行くわけにはいかないので、どうやって行くかという事になります。車で１０分程度の距離ですが、公共交通がどの程度使い物になるかという実証実験も兼ねて路線バス使って行くことにしました。

最寄のバス停が解らない

行き先のバス停が解らないとどのバスに乗ってよいかは解らないということで、バスネットを使って検索。駅から国体道路を通って「カインズモール前」なんてのがあればいいのだけど、南側の「工場団地」というのが一番近い事が判る。６番のりばの東郷線に乗ることにしてバスターミナルで発車までの３０分ほど時間を潰す。

ちっさ！

やってきたバスはマイクロか！と突っ込みたくなるサイズ。これに乗り、発車して１０分ほどで目的の「工場団地」バス停（２１０円）という超ショートトリップだけど、炎天下の中、歩くより格段にマシ。それより、帰りの便を見ておこうとしたんだけど、時刻表…読めぬ。

やっと到着

バスを降りて工場団地の中を抜けて徒歩で８分（６９１歩）で目的地「ぽかぽか温泉」に。案外近いけれど、便数も少ないしわかってないと来れない状態なのであえてこの路線で来る人はいないだろうなと思いつつ、風呂上がりのプハーッのためにサウナ突入。

ところが！！！

サウナと水風呂を堪能して、おまちかねプハーッタイムですよ～ん、とワクワクしながら施設内の「食事処なんなり」へ

代替案

生ビールでプハーッという夢破れ、しょうがないので風呂上がりの定番「腰に手を当て珈琲牛乳」で自分を慰めつつ帰路に、これなら車でも良かったよなぁ…。

９５分待ち

落ちのついたところで、帰り便を検索すると今から９５分後のご託宣。いやそれは待てぬと北側の旧吉岡街道まで歩き「高草中前」から乗ることに。
カインズモール突っ切って国体道路を渡り、歩くこと２０分（１８６９歩）せっかく流したのに再び汗だくになってバス停に、ほどなくやってきた鳥取駅行に乗車（２１０円）し帰宅。

調査結果

連休初日ということもあって、多くの人であふれる「ぽかぽか温泉」だったのだけど、お湯に浸かりながら「ここに居る人はほぼ車で来たんだよなぁ」なんて考えてました。生ビール飲めるか飲めないかは置いといて、既存バス路線はそれぞれの地域と駅を結ぶためだけに存在していてそれ以外の地点間を移動する目的には用をなさない事。車で来る人だけに対象を絞らざるを得ない商業地が多く存在し、車をもたないと楽しめない事が多いという事。といったわかっていたことを実証する結果になりました。これでは高齢者の免許返納も進まないわけです。

【参考リンク】

• ぽかぽか温泉鳥取
• バスネット鳥取

【関連ページ】

• 政策提言：誰でも使いやすい公共交通を